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『これお願いできますか?』が伝わる!Photoshop活用例

印刷物をつくるとき、
「この写真、ちょっと暗いけど使えますか?」
「背景を消して、人物だけにできますか?」
そんな “ざっくりとしたお願い” をいただくことがよくあります。
実はそれ…Photoshopで対応できることが多いんです!
今回は、印刷会社の現場でよくある「ご依頼の内容」 → 「Photoshopでの対応例」を実例でご紹介します♪
1.Photoshopは何に使うの?
Photoshop(フォトショップ)は「写真加工や補正」に特化したソフトです。
主にこんな作業で活躍しています。
① 写真の明るさや色の補正
② ゴミや不要物の削除
③ 商品や人物の背景を切り抜く
④ 複数画像を合成してビジュアルをつくる など
例えば、「暗くて使えないかも…」と思った写真も、Photoshopで印象よく仕上げられることもあります。気になることがあれば、営業担当へご相談くださいね。

2.Photoshopでは、こんなことができます!
ケース1:「この写真、ちょっと暗くて…」
【ご依頼内容】
撮影した写真が少し暗いんですけど、使えますか?

【Photoshopでできること】
・明るさ・コントラストを調整して見栄えをアップ
・肌や背景の色味を整えて、自然な雰囲気に補正
・くすんだ印象を、パキッと明るく!
写真が全体的にどんよりしていても、Photoshopなら印刷に使えるレベルまで明るくできます!
ケース2:「背景を白くできますか?」
【ご依頼内容】
商品写真、背景を真っ白にして使いたいんですが…

【Photoshopでできること】
・商品だけを切り抜いて、背景を白に変更
・影を整えて、自然な立体感を演出
・複数の商品を同じテイストに仕上げて、統一感も出せます
グリーンバックがなくてもOK!人物や商品を切り抜いて、パンフレットやECサイト用画像に活用できます。
ケース3:「ここ、ちょっと消してほしい」
【ご依頼内容】
スマートフォン部分だけを消してもらえないですか?

【Photoshopでできること】
・写り込んだ人影やゴミなど、不要なものを自然に削除
・肌のニキビやシワも、さりげなく補正
・気になるところを “なかったこと” にできます!
その他にも、外観写真に写り込んだ通行人や、道路の落ち葉も消せますよ!
ケース4:「写真を合成して1枚にできますか?」
【ご依頼内容】
スマートフォンに画像のはめ込みをしてくれませんか?

【Photoshopでできること】
・複数の写真を組み合わせて、自然に合成
・人物と背景、商品などを自由に組み合わせて再構成
・複数の情報を1枚にまとめて、見せたい形に!
複数カットを組み合わせて、ビフォーアフターを1枚絵で見せることもできます。
3.依頼するときのちょっとしたコツ
①「どこをどうしたいか」は、ざっくりでOK!
例えば、「人物だけ切り抜きたい」「少し明るくしたい」「ゴミを消したい」など
②指示は、文章でも手描きメモでも大丈夫
簡単なラフでも、方向性がわかれば◎
③迷ったら、参考画像を送るのもアリ!
「こんな感じにしたい」というイメージがあると、仕上がりがグッと理想に近づきます。
さいごに
「これ、お願いできますか?」に、私たち印刷会社のデザイナー、DTPオペレーターは丁寧にお応えします!
Photoshopは、“ちょっとしたお直し”から“しっかりした作り込み”まで幅広く対応できるツールです。
印刷物のクオリティを上げたいときは、ぜひプロの手を頼ってくださいね。
次回のブログは「illustratorの活用例」を紹介します!
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