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「これ、お願いできますか?」が伝わる!Illustrator活用例

印刷物の制作現場では、
「この図、もう少しスッキリできますか?」
「イメージはあるけど、うまくカタチにできなくて…」
そんなご相談をいただくことがよくあります。
前回のブログでご紹介した「Photoshopの活用例」と同じく、今回はIllustratorでできることを紹介していきます!
実際に印刷会社でよくある「ご依頼の内容」と「Illustratorでの対応例」をセットでご紹介します。
1.Illustratorってどんなソフト?
Illustrator(イラストレーター)は、ロゴや図版、レイアウトなどを「ベクターデータ※」で作るためのソフトです。
① 名刺やチラシの文字レイアウト
② 図解やアイコンの作成
③ ロゴや表紙タイトルのデザイン
④ トンボ付きの印刷用データの作成 など
例えば、「パワーポイントで作ったラフを清書してほしい」、「手描きの構成案を形にしてほしい」そんなご依頼にぴったりなのが、Illustratorなんです!
※ベクターデータ:点や線、面を数式で表現したデータ。画像のように拡大しても劣化しないのが特徴です。

2.Illustratorでは、こんなことができます!
ケース1:「図やグラフをきれいに整えたい」
【ご依頼内容】
紙資料のグラフを、印刷用に整えてもらえますか?

【Illustratorでできること】
・色やフォント、配置を整えて見やすくデザイン
・細かい調整もできるので、全体に統一感が出ます
・バランスよく整えることで “見やすい図解” に!
営業資料・販促物・学習教材など、幅広く活用できます。
視覚的に伝わる資料になると、理解もしやすくなります。
ケース2:「地図やイラストをわかりやすくしたい」
【ご依頼内容】
Googleマップのスクショでは味気ないので、案内用の地図を作ってもらえますか?

【Illustratorでできること】
・オリジナルの案内地図・マップの制作
・色やアイコンで、伝えたい情報をわかりやすく表現
・複雑な道順も、すっきりと整理して伝えられます
一度作っておくと、パンフレット・チラシ・Webなどにも使いまわせて便利です!
ケース3:「図形やロゴをきれいに仕上げたい」
【ご依頼内容】
手書きラフからロゴって作れますか?

【Illustratorでできること】
・手描きのラフを元に、ベクターデータでロゴやアイコンを制作
・線や形を正確に整えて、印刷にも適した仕上がりに
・長く使える“しっかりした”デザインになります
Illustratorは、手書きアイデアを形にするのが得意なソフトです。
ケース4:「印刷物の “土台” を作ってほしい」
【ご依頼内容】
全体のレイアウトを考えてほしい。
写真やテキストをきれいに組みたい。

【Illustratorでできること】
・冊子やチラシのレイアウト設計(文字組・余白・見出し設計など)
・写真やイラスト、テキストのバランス調整
・印刷にそのまま使える、高品質なデータで納品
名刺や定期刊行物のテンプレート作成もOK。
印刷会社が作ることで、入稿後のトラブルも防げます!
3.依頼するときのちょっとしたコツ
①「伝えたい内容」と「伝えたい順番」をざっくり教えてもらえれば大丈夫!
例:「3つのポイントを図で見せたい」「流れが分かるようにしたい」
②手描きやメモ書きも大歓迎。方向性が分かればあとはお任せください!
③ロゴや写真、テキストなどの素材をまとめていただけると、制作がスムーズに進みます。
さいごに
Illustratorは、「伝えたい情報を、伝わるカタチにする」ための心強いツールです。
図解・アイコン・レイアウト設計など、印刷物に欠かせない要素は、私たちDTPオペレーター・デザイナーにお任せください!
「これお願いできますか?」に、分かりやすく・見やすく・きれいにお応えします!
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